【募集】一緒にライター活動してみませんか?

大学生が環境を変えると価値観が変わる|本当にやりたいことを叶える方法とは

「例えばパーティーに行ったと。それで100人参加していたと。100人中99人自分以外の全員が本の出版をしていると人間はこう思います。

 

『おかしくね? 俺の本書店に並んでないの』

 

って思うようになります」

 

この言葉は鴨頭嘉人さんのYouTube動画をたまたま見ていたときに出てきた言葉です。

要は、自分の思考を変えるためには環境を変えるとすべてがうまくいく、ということがこの講演のミソでした。

言われてみればそんな気もしてきますし、今までの自分を振り返ってみても似たような経験は多かったような気がします。

そこで鴨頭さんのすすめる「環境を変える」にフォーカスして、大学生が環境を変えることについて考えていきます。

 

環境が意思の決定を左右する

難しいタイトルをつけていますが、要するに今まであなたがしてきた数多くの決断は「周りにその決断をした人が多かったから」ではないでしょうか。

私の経験で言えば、高校卒業後に自分が輝ける場所をつくる。親を説得してワーホリへ【#4 インタビュー】のように海外でワーホリをとって働くこともできたはずなのに大学に進学しました。

私の通っていた高校は99%の人が大学に進学する環境だったので、この理論に当てはまるようにも感じます。

やや極端な例ではありますが、政治家の2世、3世が政治家になる傾向が高いこと、大学の研究者の子どもが研究者になる傾向が高いことも同じ理屈があるかもしれません。

コネがあったとしても、彼らは昔から将来像をすり込まれて育ってきたのではないでしょうか。

一度あなたの決断を振り返ってみてください。きっと多くの決断が周りの環境の影響を受けてなされたものであることに気づくかと思います。

 

環境に慣れていると本当にやりたいことが分からなくなる

熱湯にカエルをぶちこむとカエルは熱くて熱湯から飛び出します。

しかし、冷たい水にカエルを入れて少しずつ加熱していくとカエルは沸騰しても気づかずに死んでしまうのです。

さて、この例は極端ですが、居心地のよい環境にいると周りのことに鈍感になってしまい価値観が固定されてしまうことがあります。

あなたにとっての環境、コミュニティは何でしょうか。あなたにとってのコミュニティとは? 定義やメリットについて話し合ってみた!では何らかの目的意識をもって活動するもの、という意見がありました。

大学生にとって1番身近な環境、コミュニティの1つとしてサークルが上げられます。似たような興味関心を持った人が集まるので、そこに充実感を見いだす人も多いのではないでしょうか。

さて、先ほどもお伝えしたように環境はあなたの意思決定に影響を及ぼします。

例えば、あなたがあるサークルに入っていたとして、何かまったく別のことをしたくなったとしましょう。

行動を起こそうと思っても、サークルがネックになって実際に動けない、動こうとしても否定される、ということがあるかもしれません。

今回は悪い例をあげましたが、こんなプロセスで環境があなたの本当にやりたいことを制限してしまうこともあるのです。

 

環境を変えると本当にやりたいことができる

あなたが本当にやりたいことがあるのであれば、環境を変えるべきです。

冒頭の例に戻れば、もしあなたが本を出版したいけど行動に移せていないときに「100人中99人自分以外の全員が本の出版をしている」環境に飛び込むとたぶんやりたいことは叶います。

この理論は多くのことに通じるのではないでしょうか。

 

大学生になって周りがまったく勉強をしないけど、自分は真剣に勉強をしたい。だったら勉強をめちゃくちゃ真剣にしている環境に飛び込めば勉強せざるをえなくなります。

留学をしてみたいけど踏み込めない。そんなときは留学が当たり前の環境に飛び込んでしまえば、自然と留学思考で行動するようになります。

恋人がほしいと思ったけど自信がない。そんなときに誰もが恋人を持っている環境に飛び込めば、自然とその方向性に行動が向きます。

 

私が高校生のころの部活は全体的に勉強の成績がよろしくなく、底辺の部活と嘲笑される立場でした。ある一人が「馬鹿にされないようにみんなで勉強しよう」と(内部からですが)環境を変えたら、部内の勉強の成績が一気に上がったこともありました。

環境を変えること、本当にやりたいことができる環境に飛び込むことはこれほどまでに効果があるのです。

 

環境を変えると就活の価値観も変わる

大学生はどうしても狭い社会になりがちです。大学の外に飛び出すメリットとは? 人脈や視野も広がる!?では人脈を広げることのメリットを紹介しましたが、いろいろな人と出会い、環境を変えるとあなたの価値観は大きく変わるはずです。

例えば、大学生の1つのメインイベントなり得る就活もその例です。多くの人が3年生、4年生あたりから就活を開始します。

一見当たり前のようですが、これは今の社会、環境が「日本の大学生は3年生、4年生くらいから就職活動をするもの」というものになっているからです。

360°道であるこの世界では就職は1つの選択肢にすぎないことはあなたも分かっているはずです。

疑問を抱きながらも「何となく就活をする」のはあなたが「就活は当たり前」という環境に囲まれているからに過ぎません。

実際には就活以外にも無数の選択肢があります。今の環境からあなたが望む環境に飛び込んでみる覚悟はあるでしょうか。

もしその行動を起こせたのであれば、今までとはまったく違う価値観を手に入れて本当にやりたいことに専念できる選択ができるはずです。

理想の人生を送るためのヒントを紹介! 合わせてご覧ください!