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時間以外の軸で自分に『価値』をつけることになった私が考える働き方の話

突然ですが、現在自分の働きは一体どれくらいの価値があって、どのくらいの金額で表せますか?
また時給で働いているなら、もらっている給料は自分の思っている以上ですか?それともそれ以下ですか?

今回は時間以外の軸で自分の『価値』をつけることになった私が、価値を与えられる働き方と相手に与えてもらう価値についてお話したいと思います。

「自分で金額は決めてください」

先日、名刺のデザインを依頼してくださった方から投げかけられた言葉が、より深く自分の価値について考えるキッカケとなりました。

それが「自分が納得のいく額を提示してくださいね」です。

無事にデザイン案が通せて喜びでいっぱいだった直後に、私の心へ鋭く突き刺さりました。

時間以上の付加価値

私は相手から対価を得ることや自分の作品に価格をつけることがとても苦手で、これまでは自分の技術や作品自体の価値を深く考えることがありませんでした。

そんな私の意識に初めて変化を与えたのは、大学一回生から続けていた撮影の仕事でした。給与形態が時給から出来高制に、つまり一つの撮影ごとにお金をいただくようになったのです。

 

以前に撮影していた内容と違いは特にありませんでしたが、

「いただいている金額が倍に増えたこと」
「完全にこの仕事を自分に任せられているんだ!」

といった気持ちもあり、仕事をしている最中の責任感や緊張感には大きな変化がありました。自分が撮影をするということに今まで以上の価値を与えてもらった気がしたのです。

そして同時に時間単位でお金をもらうことに魅力を感じなくなり、時給で働くバイトに行く気が起こらなくなりました。

今の働き方三つ

生きていく中で何事にも意義を見出そうとしている私の中で、バイトに行きたくないという気持ちが芽生えたことはとても衝撃でした。

「なんで心境が変わったんだろう?」

不思議に感じた中で気づいたことが、私自身、さまざまな形でお金をいただいているということでした。

 

私がお金をいただいている仕事は主に三つ。

一つは大学内で機材貸出を行う事務室での時給制バイト。

もう一つは結婚式場のエンドロールの撮影などの出来高制の仕事。

そして最後にハンドメイドやデザイン物などの自分の作品を買ってもらうこと。

 

改めてそれら三つの仕事に対する給料と満足感をランキングにしてみました。

 

私の場合、いただいた金額に限らず自分の作品に対して他者から評価を受けられることが一番満足感を得られる、ということがわかりました。

また、時給で働いている時は、わざわざ自分がやらなくてもいいのでは?という違和感を覚えていたため満足が低いということもわかります。

自分に価値を感じるのは自分の持つスキルのように「自分ではなければならない」理由がある時だと気づき、今まであまり重要視していなかった自分のスキルに対して給料をもらうということは、私にはとても重要なことだったのです。

原因不明だった心境の変化

原因不明だった心境の変化は、時間への対価ではなく「自分が持っている技術」への対価がもらえることによって気付きを得られたからです。

私は今まで自分のスキルが問われるデザインの仕事や、ハンドメイドの作品に対してお金をいただくことに引け目を感じていました。

しかし、これをきっかけに改めて自分の持つ価値をお金としてしっかりいただこうと思えるようになりました。

 

みなさんもぜひ自分の働き方を「時間以外」の軸で見つめ直して見てください。

今までは気づけなかった、新しい発見があるかもしれませんね!

なんとなくから直談判に。私のインターン体験記