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自分が輝ける場所をつくる。親を説得してワーホリへ【#4 インタビュー】

牧村あきつ
高校3年生。pupaも運営する団体”op.C”の高校生メンバー兼副代表。Teens関西やZONEといった学生団体にも所属。趣味はダンスで、周りから変だと言われる事をするのが大好き。

今回は高校生のうちから学生団体でイベントの運営しており、高校卒業後カナダへ行く選択をした「牧村あきつ」さんをインタビューしました!

人と違う選択をする勇気や組織内における自分の役割が見つけられない方は、彼女から得られるものがあるかも。

大学に行かず、カナダへワーキングホリデー

── 高校を卒業してすぐに、カナダへワーホリに行くと聞きました!大学進学を選択しなかったのはなぜですか?

あきつもともと大学に行くつもりでした。ただやりたいことはたくさんあるけど、当てはまる学部がなくて。じゃあ専門学校で興味を持っていた料理の道に進むか考えたけど、ハッキリと定まってないまま専門学校に進むのはお金がもったいないと思いました。今している活動をキッカケに知った高校生起業家の「真由ちゃん」を見て、18歳だからってできないことなんてないと思って決意しました。

 

── 特に海外へ興味を持った理由ってありますか?

あきつ初めに海外に興味を持った理由は、ヤングアメリカンズっていう歌とダンスでショーを作る団体が学校に来ていたことです。高2の時に一緒にショーを作って、変なテンションになっり、ワクワク感を感じました。その楽しんでる自分の姿をホストファミリーが私のいいところと評価してくれて、海外には自分を受け入れてくれる人がいるんじゃないかなーと思いました。

 

── 高校で異文化交流する機会があったんですね!じゃあ、ワーホリに対する親の反対はありませんでしたか?

あきつ最初は反対されたけど、パワポを使って説得しました!
そのおかげで親から「こんなこともできるんだ」「しっかり頑張ってこい」と言われるようになりました。

 

──すごい。 高校生でパワポ使って親を説得って考えたこともなかったです。

あきつ私の親は厳しいんですけど、自分の性格上やりたいことはやらないと気がすまないので、説得できる手段を考えたときにパワポだと思ったんです。
普段は手紙を書いてみたり、話したいことがあると直接言ってみたりといろんなことをしています。

厳しい親を説得してまで、私がやりたいこと

── そんな厳しい親を説得してまで海外に行き、今後やりたいと思っていることについて教えて下さい!

あきつ学校に馴染めずいじめられている子に、輝ける場所をつくろうと思っています。今海外に行く理由は日本の良いところ・悪いところを外から見たいからです。
いじめが起きているのは、日本人の仲間意識からだと思っています。しかし、その仲間意識は災害が起こった時に団結力となる良い面もあります。だから海外の仲間意識の強すぎない環境を体験して、日本を客観的に見てみたいです。

 

── いじめられている子に輝ける場所を提供したい動機ってなんですか?

あきつ私は過去にいじめられたことがあって、自分の悪いところを治そうと努力しました。本を読んだりして、すぐ怒らないことや口癖だった「わからない」を言わないようにしました。だけど、あまり周りの変化がありませんでした。容姿を変えるためにダイエットしてみたら、少し周りに変化があって、それ以降私は摂食障害になってしまって。
だから学校に馴染めなくても、自らが輝ける別の場所があると考えています。実際私が学校外で活動していることを良いと思わない人たちがいるけど、外のコミュニティで仲間がいるから馴染めない場所のことは特に気にならないです。

 

私にとっての学校外コミュニティとは

── 学校外での活動ってどういうことをしてますか?

あきつ今は、3つの団体で活動していて、Teens関西、ZONEという学生団体とop.Cに所属しています。イベントの運営をしています。

 

── それらの団体とはどのようにして出会ったか教えて下さい!

あきつ高3の6月に大好きだった部活を引退してから、やる気をぶつける先がなくて、放課後にすることもなかったので、「高校生 イベント」とかで調べました。そこからイベントに参加しました。

 

── Teens関西でどのようなやる気をぶつけていったのですか?

あきつ団体に入って自分のやれることを探していたら、プロジェクトリーダーを任されました。それからミーティングの仕方や人の回しからなどわからないなりに頑張ったけど、代表に泣かされました(笑) だけど、イベントをやりきって代表から「今まで一番盛り上がった」と言われ、めっちゃうれしかったです。

 

── アメとムチがうまい代表さんですね(笑) どんなイベントをやって、意識した点を教えて下さい!

あきつ「自分の夢を考えたり、発表したりする」イベントです。高3になると、どんな大学を受験するのか・いい会社に入りたいなーなどを話すことが多いです。また大人がやっていることは、高校生にとって遠い存在に感じ、あまり自分事にできません。
ただこのイベントでは、同世代が大きいことをやっている・やろうとしているので、もっと夢を持ってていいと身近に感じてもらえるように意識しました。

強みである”行動力”を活かしたエピソード

── 学生団体に一人で参加していくことってなかなか勇気いることだと思うけど、今までも未知のところに突っ込んでいくことはありましたか?

あきつ高校時代の部活です。ソフトボールをしている選手が輝いていて、その部には今までにマネージャーがいなかったけどやってみようと思いました。

 

── 頼れる人がいない状況をどのように打開していったのですか?

あきつTwitterで「男子ソフトボール部」って調べてみたり、周りの人にソフトボールのマネージャーをしている知り合いがいないかを聞きました。他校の男子ソフトボール部マネージャーのTwitterアカウントを教えてもらってからは、直接DMをしてどんなことをしているのかを聞いて実践しました!

 

── すごい行動力ですね!いろいろ活動するためのお金はどうしていますか?

あきつアルバイトをしています!定期的な活動ミーティングの合間を縫って、シフトを出してます。

 

── 大学生だけど、そこまで頑張れていないことに焦りを感じます(笑)

 

行動力だけでなく、やりたいことができる能力を身につける

── 最後にどんな大人になりたいか教えて下さい!

あきつ25歳くらいまでにやりたいことをできる能力を身につけていたいです。今はやりたいことをやる行動力はあるけど、能力が追いついてないので高めたいと思っています。そして、失敗に対して深く考えすぎず、毎日楽しかったことを振り返る日々を過ごしたいです。

 

── すばらしいですね。失敗を恐れず行動し、日々振り返る様子をTwitterで監視しますね!今日はありがとうございました!

https://twitter.com/ak_i1009/status/1181894570235191297