op.Cのりくごです。
比較的時間が多くある大学生は、長期休暇をどのように過ごしていますか?
時間はあってもお金がないという状況で、特に何をしたらいいかわからずなんとなく同じような日々を過ごしている方が多いのではないでしょうか。
そこで私が大学2年の夏休みに経験したリゾートバイトでの生活やそこでの気づきを紹介します。
北海道に行きたいけどお金がなかった
私が以前から行きたかった場所があります。
それは北海道です。
私は三度の飯よりバイクが好きというくらいバイクが好きで、北海道はライダーの聖地と言われるくらい景色が良く、走ってて楽しい道がたくさんあります。
大学2年生の夏休み、北海道へ行くためにお金をためていました。
ある程度お金が貯まったこともあり夏休みの直前に物欲が爆発してしまい、数万円するカメラが欲しくなりました。その旨を先輩と話していると、「欲しいなら今買ったほうがいい」とそそのかされ、勢いに任せてAmazonでポチってしまいました。
北海道に行くために貯めていたはずお金はなくなり、今年は諦めて来年にいこうと思っていました。
しかしバイク乗りとして北海道を自分のバイクで走ることはかねてからの願いであり、考えれば考えるほど北海道へ行くことが諦めきれませんでした。そこで周りの人に相談した結果1つの可能性が見えてきました。
それは、リゾートバイトでした。
住み込みアルバイトにバイクで行けばお金も稼げるし、休日にツーリングもできると考えました。すぐにリゾートバイトの求人サイトに登録し、バイクで行けるところを探し、本当に北海道へ行ってしまいました。交通費だけは両親に頭を下げお金を貸してもらいましたが。
勢いで飛び込んだリゾートバイト先での生活
場所は念願の北海道。リゾート地の飲食店で雇ってもらえることになりました。
期間は8月頭から9月半ばまでの1ヶ月半。
1日11:30~15:00・17:00~21:30の8時間勤務が多かったです。
週2日の休みはあり、希望を出せば連休も取れました。
飲食店ということもあり昼ごはんに賄いが出ました。
住み込みの寮は1人一部屋与えられ、職場の人同士が別々の部屋で生活していました。駐車場もあり、車もバイクも持っていけました。自分の食料など生活に必要なものはだいたいネット通販で購入。
不満点を挙げるならば
- 最寄りのコンビニが片道バイクで1時間かかること
- 寮がとても綺麗とは言えなかったこと
- 地上波が映らないこと
- 寮のWi-Fiの電波が弱いこと
実際にお金は稼げるのか
正直にいうとかなり稼げました。
交通費も支給額の限度いっぱいまで支給されます。
それに加えて、北海道のかなり山奥にあるためにお金を使う場所がありません。
家賃もかからないし、出勤日の昼食は賄いで食費もかかりません。
リゾートバイトが終わり夏休みの残りの半月何もしなくても良いくらいおおきな黒字でした。
ツーリング以外にもたくさんの良い経験ができた
寮での生活に不満はありましたが、それを補って余るほど北海道の生活は最高でした。見知らぬ土地でさまざまな人たちと出会い、共に暮らし働くことで視野が広がり、自身のキャリアを考えていく上で大きな刺激を受けました。
これまでの私は「大学を出てそこそこの企業に就職し働く」といった考えしか持っていませんでした。しかし北海道で一緒に働いていた方々には、「リゾートバイトで生活している人」「過去に有名芸能人の付き添いをしてきた人」「元プロダーツプレーヤー」のように平凡に日常を過ごすだけでは出会えない人に会うことができました。
そして、この人たちの話を聞いていると、いかに自分の視野が狭かったのかに気づくことができたのです。
北海道のリゾートバイトから2年たった今でも、お世話になったバイト先へ遊びに行ったり、当時出会った人と連絡を取り合ったりと継続的な関係を築いています。
もちろんリゾートバイト期間中に北海道ツーリングができたこともよい経験でした。
さいごに
住み込みのリゾートバイトは共同生活などで向き不向きやバイト先の当たり外れは正直あると思います。
しかし普段なかなか会えないような方々と出会えたり、知らない土地にいくことで刺激的な日々を送れるに違いないと思っています。
これからの長期休暇の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
「お金を稼ぐだけがバイトじゃない!」そんな経験を他にも発信しています。