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大学生活で恩師から学んだ「お金は感謝を循環させるツール」

美大時代では一人で行動することが多かったのですが、ある日大学で台湾茶のワークショップを行っていた方と出会ったのをきっかけに人間関係の大切さを実感しました。 

その方からお金についても「人への感謝の気持ちを循環させる大切なツール」だということも学ばせていただきました。 

今回はその方に教えていただいた、いわば私の恩師のお話をまとめ、

お金の循環と感謝の関係性についてお話ししたいと思います。 

自分で肩たたき券を作って親へのプレゼントして

「例えば子どもはお金を稼ぐことが難しいから親へのプレゼントとかで自分で肩たたき券を作って、親はそれで肩をたたいてもらう事があるよね。それと一緒でお金という券には信頼という価値があるからこそ、紙で食べ物も買えて旅にも行けるんだよね。だからお金は万能な肩叩き券のようなもの。」

と話され、1度目の衝撃をうけました。 

お金自体はただの紙や金属。しかし、自分で(いちまんえん)と描いても何も買えません。日本銀行で印刷されている紙、もっと広く言えば日本という国全体が

『この技術で印刷されている紙は一万円として価値があり、使用できます。」

と信頼を置いているからこそ、私は日本円で大学にも行けて家も借りれる。

お金は人や社会の「信頼」という価値が含まれているその本質を教えていただき、初めてお金の見方が全く別物になりました。

飛行機乗り過ごした!しかしその後、宿をご馳走してもらう 

ある時、私の恩師から言われた「台湾はいいよー!いちど行ってみるといいよ」の言葉にそそのかされて早速行ってみることにしました。

航空券を予約して滞在することを伝えると「まさか本当に行くとは思わなかった(笑」と言われ2度目の衝撃のを受けつつも、少しずつ準備を始めていました。

初めての海外一人旅でしたが不安は無くとてもワクワクしていました。 

しかし飛行機の搭乗までに2時間くらい余裕をもっておかなければならないルール忘れ、着いたときには受付終了していて台湾行き飛行機を逃してしまいました。

半分パニックになり、泣きながら恩師に電話し、5時間遅れで台湾に到着した時は夜11時。それでも恩師は車でお出迎えしてくださり、そこから2時間かけて台中へ向かっていました。

また恩師は事前に台中のホテル予約して下さっていて、四人は寝れるであろうキングサイズベッドに一人泳いでいました(笑)

何とホテル代も出していただき、何度もお礼を言いました。後日、そのホテルは台湾の中でも高級に当たる物だと知って二度びっくり。 

お金を払いますと申し出たら、

「私ではなく、貴方がお金持ちになったら同じ立場の人にも同じ事をしてほしい。そうやって恩が循環していくことが私への恩返しにもなる。」

それを聞いてお金持ちに対する偏見が取れ、恩を送るためにお金持ちを目指していく為、さらにお金の使い方に注意を払うようにしました。

お金は大好きな人へ贈る気持ちで使う 

これらの経験は今も心の中に留めていて、お金はなるべく応援したい人や、地球環境に良い物に使うように心がけています。

 「貴方の事(または作る物)が、好きだからこのお金でもっと活躍してほしい。」という気で使いまわしていくと自分にも同じ思いのお金が手元に回ってきます。

 

しかしそのお金は値段分の価値だけでなく、渡してくれた方の想いやエネルギーも受け取っています。いいエネルギーだと幸せを感じたり、またさらに自己投資として気持ちの良い使い方ができます。

逆にお金持ちになる事を卑しかったり、引け目に感じる場合は、自分自身に卑しい思いを抱いている可能性があります。

なぜなら、お金そのものはただの道具でそこに「意地汚いもの」、「美しいもの」といった価値観をつけるのは人の思考だからです。

 

もう一度お金の本質について見直して、もっと稼ぐ事を考えるのでは無く、お金と仲良くなっていけば生活が豊かになっていくと思います。