op.C研究生のゆうかです。
小さなことから、大きなことまで何かをあきらめるという経験をした人は多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人。些細な目標をあきらめたり、大きな夢をあきらめたりもしました。
しかし、このような経験のあとには「この先どうしたらいいのかわからない。」という不安と絶望に苛まれて、特に大きな夢や目標であればあるほど立ち直るのに時間がかかるもの。
実際に私が夢をあきらめ、立ち直るまでに意識し、試したことを紹介します。
私の大きな夢と挫折
私は中学生から高校生にかけてバスクラリネット奏者のプロになるため練習をしていました。
音楽大学に入ると決めていましたが、クラリネット奏者のプロの方に「バスクラリネットだけで生きていくのは難しい。」と言われ、バスクラリネットもクラリネットも吹ける奏者になろうと思い、練習に励みました。
しかし、クラリネットを練習していけばいくほどクラリネットを好きになれず、上達もしませんでした。
そしてクラリネットとバスクラリネットを同時に練習するほどに、バスクラリネットにはスランプが訪れ、次第に楽器から距離をおくようになりました。
それからは、次第にやる気がなくなり楽器にも触りたくないなど心理的にまいってしまいました。
これが私が経験した挫折です。
プロになる夢をあきらめた後に、これからどうすればいいのかわからない不安と自分の実力の無さなど、さまざまなことで落ち込みました。
挫折による不安から立ち直るためにしたこと
当時の夢をあきらめたのは、ちょうど高校2年生の頃。
とりあえず新たに何かしないといけないと思い、練習に充てなくなったたくさんの時間を「過去の自分自身を見つめなおすこと」に使いました。
そこで気が付いたことは沢山ありましたが、特に大きなことは音楽の世界しか見てこなかったということ。
あなたにも視野が狭くなってしまっていたという経験があるのではないでしょうか。
一つの世界を見つめ続けることが悪いということではありません。時にはそれが大切な時もあります。
ですが私は「一つの世界を見続けるということは、とても狭い世界で生きていて、あまりにも世界を知らなさすぎるだけなのでは?」と思いました。
そこからはさまざまなことに挑戦していきました。
ボルダリングから始まり、フットサルやファッション、メイクなど友人がしている趣味という趣味を真似することから始めました。
他人を真似することで私に起こった変化
たくさんの経験をしていくことにより、さまざまな人と会話する機会も増え同時に私自身の考え方も変わっていきました。
プロ奏者を目指していた頃は、レッスン中に先生からいただいたアドバイスを素直に受け入れることができず、「その方法より自分のやり方のほうが合っている」といった感じにとても頑固で短気で自己中心的でした。
今では自分が経験したことの無い手段や方法でも頭ごなしにできないと決めつけるのではなく、とりあえずやってみようと思えるようになり、以前の頑固さが少し軽減されて物分かりが良くなったと思っています。
こうして自分の世界を広げていくうちにさまざまな変化や経験を得ることができ、今では将来自分がしたいこと「アメリカで起業する」という夢と、夢をかなえるための具体的な手段や方法も見つけました。
まとめ
一つの世界に集中することはすばらしいことです。
ただそれが無くなってしまった時、新たな自分の方向性を持てるようになる必要がありそうです。
他にも立ち直る方法は人それぞれにあると思います。
私の場合は「自分自身を見つめなおし、他の世界を知ること」で、夢をあきらめた後の不安などから立ち直ることができました。
今立ち直る方法がわからず悩んでいる方の参考になれば幸いです。
とあるテーマについて考えた、学生の生の声も発信しています!