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デジタルにはない新たな発見も。 売上伝票で斬新にタスク管理してみた。

突然ですが、あなたはタスク管理が得意ですか?

私は大の苦手です……。

今までノートにまとめるようなアナログな方法から、スマホアプリを使用するデジタルまで、ありとあらゆるタスク管理法を試し、現在は付箋を壁に貼る方法でなんとかタスクをこなしています。

そんな私ですが、新しいタスク管理法として売上伝票を使用していたことがありました。

売上伝票でどうやってタスク管理を? そもそもそれで本当にタスク管理ができるの?

今回は実際に売上伝票を使用してタスク管理をした1ヶ月を振り返り、その特性や気づきについてお話ししたいと思います!

タスク管理の新アイテム

「タスク管理ができない」

そんな悩みを抱えていたpupaメンバーはミーティング後、その悩みを改善する方法を話し合いながらドン・キホーテへ。

当初購入しようと思っていたのが、付箋の代名詞となっているpost itでした。

文具コーナーでpost itを見つけたのですが、メンバーの一人が同じ並びにあったアイテムに目をつけました。

そう、それこそが売上伝票だったのです。

フリーランスの仕事をいくつか抱えている中、自分のスキルをどう金額に置き換えていくかを考えていた私にとって、売上伝票でのタスク管理というのは画期的かつとても良い方法だと感じていました。

「金額も記入したら自分のタスクにどう価値をつけるかを考えられるのでは?」

そう話した結果、実際に使用してみよう! ということで売上伝票タスク管理生活が始まりました。

売上伝票生活のルール

さて、実際の売上伝票を使ってタスク管理をすることになりましたが、具体的な使い方はこんな感じです。

名前は、タスク分類のタイトル。

私の場合はクリエイティブと先送りタスクの二種類にしていました。

日にちは、実行日。

1日に何枚使ってもOKですが、名前は使い分けることが条件です。

振り分けるタスクの規定

・早く終わらせるほうが正義なタスク[先送りタスク]

例)部屋の掃除、記事を書く、悩んで決断する、実行計画など

  1. タスク実行前に、何分で終わらせるかを決める
  2. 時給1000円で換算して金額を算定する

 

・質を大切にしたいものや勉強など自分のためのタスク[付加価値タスク]

例)プログラミング、英語、フライヤー作成、飲み会など

  1. できるだけタスクを細分化する
  2. タスク実行前に、タスク完了でいくら給料がほしいか・将来いくらの価値にできるかを想像し記入する。
  3. 完了時は実労働時間を可能な限り書く。

金額のルール

  • タスクを完了して初めて売上になる。
  • その日中に終わらなかった場合は、損失として計上する。
  • 終わらなかったタスクは翌日のタスクとして算定し直す (1日の定義はそれぞれに任せます) 。
  • タスクを終えてから売上額を決めるのは禁止。

以上のルールを踏まえ一ヶ月実際にタスク管理をして見た結果、様々な気づきを得ることができました。

売上伝票生活開始!

初日はその新鮮なタスク管理法に、「伝票を見たらやらなきゃいけない!」という意識が芽生え、いつもはダラダラしがちな朝からバリバリ頑張ることができました。

特に時給換算で計上してるタスクは何時間で終わらせる! という意識が強かったので集中度が高まる効果も見られました。

ただし時間に対する焦りが強まりすぎて気が張った感もあり……。

二日目以降も、次に何をしなければならないのかという気の散り方が少なくなったり、時間をかけて行うタスクとできるだけ早く終わらせるタスクを分けているため、時間配分がしやすくなったりと、売上伝票システムによる効果が度々見られました。

課題点として、前々から悩んでいたことではあったのですが、金額見積もりが甘いなと感じることが多くありました。

金額は事前に決めておくことがルールのため、タスクを消化してから設定した金額に違和感を覚えることが多いという問題点を改善していく必要がありました。

1ヶ月での気付き

結果として1ヶ月経ったあたりから忙しくなってしまい、売上伝票タスク管理生活は一月で終わってしまいました。

習慣にはなっていたものの、金額の設定がすでにタスクの一つとなってしまっていたことが原因でしょうか……。

しかし、手書きで一つの紙にタスクを書き込んでいく時間は、今やるべきことにしっかりと向き合う時間が確保されるため、良い方法だなとも感じました。

その中で一番学びになったことは、自分のタスクに対していくらの価値があるとみなすかという判断基準を見つめ直すことができた点でした。

例えば、いただいた仕事を複数のタスクに振り分け、それぞれに金額を決めた場合、自分のやりたいという意識が強いクリエイティブ系業務より、単純作業に近いものや手間のかかるものに多くの金額を割り振るようにしていたことがわかりました。

前回別の記事で「満足感を得る基準となるのは、いただいた金額ではなく、自分の作品に対して他者から評価を受けること」だと気づきました。

このことから、誰にでもできると感じてしまう単純作業であればあるほど満足感を得られず、その代わりに金銭面での報酬が欲しいと感じていたのだと思います。

ちなみに前回自分の価値を見つめ直した記事がこちら。

興味がある方は是非こちらも御覧ください!

時間以外の軸で自分に『価値』をつけることになった私が考える働き方の話

今回は売上伝票というあまりなじみのないアイテムでのタスク管理に挑戦してみましたが、皆さんも是非こんなアイテム使えるのでは? と気づいたものを使ってみては如何でしょうか?

何か良いものがあれば是非コメントをお願いいたします!