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サークルで海外ボランティア活動に関わって抱いた違和感

大学に入ってからなにかサークルに入りましたか?

大学生になり親からの監視が少なくなり、新たなことに挑戦して活動の幅を広げてみる。

以前からの趣味を突き詰めてみたりとたくさんの選択肢がありますね。

僕は大学に入学してから「海外ボランティア活動」をしているサークルに1年半ほど入っていました。

ここでの経験は確かに得られることもたくさんあり、久しぶりの学生生活を満喫できたように感じたのです。

しかし、自分たちの世代が中心となって活動していく段階で辞めました。

活動を通して得られた気づきがどのように今の自分に繋がっているかを話していきます。

ボランティアサークルに入った理由

僕が所属したサークルは、ネパールに関する支援をしていました。

カンボジアやフィリピンでもなく、その他の途上国でもなく、何なら日本国内でもありません。

大学入学以前にみ見たあるブログがキッカケでネパールに興味を持って、「このサークルだ!」と感じて入ったのです。

このような感じで「ボランティアがしたい」などポジティブな動機はありません。

ただ、当時見たブログに綴られているネパールの状況や風景に憧れを持って、そこに行ってみたいという一心でした。

https://www.takeshihosomi.com/blog/2017/02/-20170128.html

 

 

ボランティアを始めて起きた変化

感情の変化

そんな感じでただネパールに行きたい一心で入ったボランティアサークルでしたが、僕の心を変えてくれるキッカケになりました。

大学に2年間のブランクを経て入学した僕は、人に対して思いやりを持つことや自分の感情を表に出すことがめっきりできなくなっていたのです。

大学1年生の夏ごろから先輩や同期から「感情が戻ってきた」と言われるほどでした。

これは今考えると、ちゃんと克服できてよかったなと思います。

価値観のズレ

僕にとって大きな価値観の変化が起こったのは、大学2年の夏ごろです。

この頃から所属していたサークルに違和感を抱き始めて、結局辞めるに至りました。

ボランティア活動は主にお金を集め、ネパールの支援先に送金するというものでした。

そのためにはお金を学生が頑張って集めなければなりません。

普段は街頭の募金活動やネパール料理店での募金箱設置をしていましたが、正直時間と多くの労力の割りに合わない収入でした。

1年間で最もお金が集まるのは学祭で出店することであり、何を売るかを決めるミーティングで僕はよく売れて、かつ利益率の高いものを提案していたのです。

しかし、他のメンバーは自分が食べたいものの案に乗っかりそれに決まってしまいました。

ここで僕はもっとお金を稼ぐ仕組みを知り、それを実感したい思いが強いと気づきました。

どうすれば続けられていたか?

サークルを辞めた後には、お金を稼ぐことを意識して長期インターンを始めました。

その選択に間違いはなかったと感じています。

しかし、サークル辞めなければ僕が主体的にサークルメンバーを巻き込んで組織を変えるチャンスでもあったなと今では思います。

今後同じような場面に遭遇した際に、どのように対処してけば同じ失敗をしないのでしょうか?当時の自分を振り返っていきます。

改善点1:意見を引き出す

どんな意見を引き出す必要があったのでしょうか。

学祭の出店で個人が存分に楽しむことは確かに大切ですが、売上が一銭も自分たちのもとに入ってこない状況でそれぞれがどこにモチベーションを持っていたのか引き出す必要があったのではないかと思います。

それぞれの考えを尊重した上で、ボランティアサークルとして学祭に出店する目的はなにか?そもそも各メンバーはお金を集めて支援先に送る意識はあったか?など共通認識があると建設的に活動できたでしょう。

改善点2:役職を持つ

大学2年になるタイミングで僕たちの代に役職が与えられました。

僕は当事者意識を高く持って活動していたので、役職がなくても中枢として活動していけると考えていました。

また他のメンバーでサークルに対する熱意が大きくなくても、役職持ちになることでコミット量が増えると考えていました。

実際には役職持ちになったメンバーサークルに関わる時間は増えたものの、それが行動に現れることがありませんでした。

よって、僕自信が役職を持って責任を最後まで果たすべきだったのです。

改善点3:謙虚さを持つ

他2つの改善点よりも重要な要素だと思います。

当時の僕は好きなタイミングで好きに発言していました。他の人の意見に懐疑的で、どこか信頼していない部分もありました。

しかし自分の意見を全体に通して、自分に自信を持ちたいことが先行していたのかもしれません。

周りのメンバーを尊重し一緒によりよい活動をしていく謙虚さが足りませんでした。

さいごに

僕の大学生活でやってきたボランティア活動について見つめ直しました。

人間らしさや自分らしさを少し見つけられた一方で、集団行動においては課題感が非常に多いことがわかりました。

自分の成功体験も重要だけど、日々の失敗体験から改善していくことが成功体験につながるのかもしれませんね。

この記事をキッカケに、あなたが経験した失敗体験を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

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