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チームで働く社会人には「基礎力」が必須?【人生100年時代の社会人基礎力】

経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」をご存知ですか?

これは12の能力要素から成り立っています。

しかし、この12の能力が就活を始めた僕にとってかなり重要性があると感じています。

もちろん就活に限った話ではなく、日常生活にも大切でしょう。

これまで特に何も考えずに集団行動をしてきた身として、この社会人基礎力について多くの人に知ってもらいたいです。

社会人基礎力とは

以下の12の能力要素で構成されています。

    • アクション:前に踏み出す
      • 主体性:物事に進んで取り組む力
      • 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
      • 実行力:目的を設定し確実に実行する力
    • シンキング:疑問を持ち、考え抜く
      • 課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
      • 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
      • 創造力:新しい価値を生み出す力
    • チームワーク:多様な人々とともに、目標に向けて協力する
      • 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
      • 傾聴力:相手の意見を丁寧に聞く力
      • 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
      • 状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
      • 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
      • ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

引用:経済産業省『「人生100年時代の社会人基礎力」説明資料

これらが全てできていないと必ずしもダメかと言われるとそうではないでしょう。

ただ、僕が今日までの生活をインターンの選考を通して振り返った時に、圧倒的に不足していると痛感しました。

だから早いうちから、働くことを意識していろいろな力を付けておいたほうが良いです。

人生100年時代ではどうだろうか

社会人基礎力が提唱された2006年からすでに13年経過しています。

しかしこれらの能力要素が不要になったということはなく、これまで以上に重要性は高まっています。

AI, IoTなど情報技術の進歩が凄まじく、第四次産業革命やデジタルトランスフォーメーションを迎えています。

また日本では超高齢化が訪れています。

2006年の平均寿命は男性で79.00歳、女性で85.81歳でした。

最新情報の2018年では男性で81.25歳、女性で87.32歳です。

世界的に見ても日本はより人生100年時代に近いと言えます。

(参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life18/dl/life18-04.pdf

これらからわかることはライフステージの増加とともに、伝統的な働き方を継続するのではなく、自分の働き方を常に改善していくことが必要になるということでしょう。

具体的にどうすればいいの?

12の能力要素を発揮し自らキャリアを切りひらいていく上で、以下の3つを実行していく必要があります。

  • 自己を認識する
  • リフレクション(振り返り)をする
  • 目的、学び、統合の3つの視点を持ち、バランスを図る

就活を始めたひとて自己分析や振り返りをすることはすでに何度も耳にしているのではないでしょうか。

一番下の項目である「3つの視点をバランス良く持つこと」とは、常に改善・アップデートすることに強く関係しています。

目的とは、どのように自己実現や社会貢献に向けて行動するかを指します。

学びとは、何を学び続けるかを指します。

統合とは、どのように学んで経験・能力・キャリアを組み合わせるかを指します。

自分は何ができ、何をしたいのか、そのためにはどのように行動するか、そして何を学び続け自分をアップデートしていくために振り返りをするのです。

実際に考えてみた

今回は社会人基礎力について紹介しましたが、「へーそうなんだ」で終わる程もったいないことはありません。

実際に、12の社会人基礎力と、目的、学び、統合の3つについて今の自分、今までの自分を振り返りながら考えてみました。

この表を参考にしながら今の自分に何が足りていて、何が足りていないかのかなど、自己分析の1つとしてぜひやってみてください!

主体性 成功:大学2年から長期インターン、
失敗:
働きかけ力 成功:自分のできないことで他人を頼れるようになった
失敗:自分一人で悩みを抱える
実行力 成功:基本情報技術者、フル単
失敗:サークル、長期インターン
課題発見力 成功:プログラミング
失敗:そもそも課題に気づかないとき
計画力 成功:チームでのアプリ開発(?)
失敗:課題を提出期限ぎりぎりまでやらない
創造力 成功:アプリ開発中(?)
失敗:短期インターンでのブレスト
発信力 成功:曖昧な言葉使う時に定義する
失敗:前提から話始めて、冗長になること
傾聴力 成功:議論のファシリテーション、GD、友達の相談
失敗:対面で友達と話しているときに反応が薄いこと
柔軟性 成功:意見が違ってもそういう考えの人もいると思えること
失敗:自分の意見が通らなかった時のモヤモヤ感
状況把握力 成功:何が困ってそうな人に対して話をかけるか振る
失敗:身勝手な行動をよくする
規律性 成功:基本的にルールは守る、特に時間
失敗:明言されていないとグレーなことをする
ストレスコントロール力 成功:怒られても気にしすぎない
失敗:細かいことは割と気になる

 

目的   成功:目的を持って自分がどのように価値提供できるか考えて行動
失敗:長期インターン、サークル、引きこもり時代
学び   成功:ゼミに入ってから情報系科目を継続的かつ自主的に勉強
失敗:
統合 成功:経済の基本知識と情報系の基本知識
失敗:いろいろ勉強して結局身につかなかったプログラミング言語

改めて僕が伝えたいこと

「人生100年時代」に向けてというよりは、自分自身のために社会人としての基盤能力をいち早く考え、身につけてほしいです。

サマーインターンの選考に受かったものは、基本的な面接対策ができて後で自分の将来像を具体的にわかりやすく伝えられたときだと思ってます。

だから真剣に自分のこれからの働き方に向き合っていく必要があります。

まだまだ僕も十分ではないので、一緒にアップデートしていきましょう。