就活中に様々な形のインターンに参加した私が今伝えたいこと

こんにちは、さつきです。

あなたは、インターンに対してどんなイメージを持っていますか？今回の記事では、1日、5日間、10日間のインターンを経験した私が感じたことについてお話しします。

まず、なぜこの記事を書こうと思ったかについて書きますね。私は今4回生で就活が終わっていて、3回生の就活支援を行っています。そこで、3回生の子たちが口々にこんなことを言います。「インターンって行ったほうが良いですよね？」「友達がみんなインターンに参加しているので、焦っています。」

私からしたら、「え？？なんで？？」って思ってしまいます。なぜって、インターンに行きたくないなら行かなければいいだけのことなのに。どうして無理してまで行こうとするのだろうって。

インターンに行って就活したつもりになっていることが一番危ない状態だと思います。

いわゆる手段が目的化している状態ですね。そんな気持ちでインターンに参加しても何も得られないと思います。だから、今インターンに行かなきゃって思っているあなたにわたしはこのように問いかけたいです。「インターンに何を求めているの？」と。

なぜインターンに行くのか考えていますか？
インターンは無理に行くものではない

なぜインターンに行くのか考えていますか？

私も昔は目的がなかった

そんなことを言っている私ですが、私も昔はインターンに行く目的なんてわかりませんでした。「インターンに参加していたら就活に有利になるだろう。」と思っていました。

そんな私が人生で初めて参加したインターンは、去年の夏頃の10日間という少しだけ長いインターンでした。

そのインターンは少し特殊なもので、一般社団法人が企画していて9社のベンチャー企業が協賛してくれているもので、会社や業界について知るというより、全国から来た学生や社長さんと話して、他人を知って自分と向き合うというような自己分析に特化したインターンでした。正直初めは、「面白そうだから、行ってみよう。」というように軽い気持ちで参加することを決めました。

初めのほうはそれで良かったのですが、最後に個人でプレゼン発表することになっていて、それを考える時にとても詰まりました。そして、メンバーに自分の発表を見せても納得してもらえず、「本当に伝えたいことってこれなの？」と言われてしまいました。それがとても悔しくてもう一度自分と向き合い徹夜して、1からプレゼンを作成しました。自分と向き合う前と向き合った後の違いについて発表をしました。

私は、この10日間のインターンを通して、自分と向き合うことが出来ました。この場合、目的は後付けになりますが、自分と向き合うことになります。目的を持つことの大切さはこのインターンでわかりました。私以外の参加者はみんな目的を持っていたからです。

目的を持つようになって変わったこと

それからというもの、私はインターンに行く前にこのインターンで何を学びたいのか、何を得たいのか考えるようになりました。

私は、秋に1日で完結するインターンにいくつか行きました。1日で、学べることは限られているので、小さい目的をいつも考えていました。例えば、「○○業界についての理解を深めよう。」「手を挙げる機会があれば毎回手を挙げよう。」「グループワークの発表は絶対に自分がしよう。」などです。目的は小さくて良いんです。意識して行動するということが大事です。

私は目的を持って行動することによって、今まで以上に社員さんに聞きたいことが浮かび、その結果視野が広がったり、グループワークでもより積極的に参加できるようになりました。そして、一番嬉しかったのは、裏で社員さんから「あの子良いね～！」と言われていたことです。これは、後から先輩が教えてくれました。こんな小さなことでも結果は変わるのだなあと実感しました。

それでもまた私は失敗をする

また、私は5日間のインターンにも経験しました。これは新規事業についてグループで考えるというものでした。就活は終盤に迫っていたときでした。

なんとなくで応募した会社のインターンが、驚くことに合格して参加することになりました。正直そこまで興味はありませんでした。だから、この業界が本当に自分に合っていないのかという確認と、新規事業を七人でグループワークをするという経験をしようという事で挑んだのですが、やはり目的が具体的ではなかったため、この5日間はとても私にとっては苦痛でした。もちろん学べることはたくさんあったし、向いていないということが実証されたので良かったのですが、他の学生よりかは得られるものが少なかったなと感じています。