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関西から東京へリモートインターン。地方学生の働きたい会社とは

松山功佑(まつやま こうすけ)
神戸大学4年生。学生団体の神戸支部にて、30人所属の法人営業部門を統括。2019年に学生団体本部にて人事を経験。複数のインターンを関西で経験した後に、現在は株式会社ニットでリモートインターンをしている。

今回は神戸からリモートで長期インターンシップされている松山功佑」にお越しいただきました。

これまでに学生団体で全国の統括や関西で複数のインターンシップに参加されています。

ここまで活動的に大学生活を送っている背景や、現在リモートでインターンされている「株式会社ニット」さんの少し変わっている働き方について紹介します!

こんな人にオススメ
・リモートでインターンする機会を伺っている人
・大学受験を終えて、新たに熱中したいことを探している人
・そもそも大学生活にどんな価値があるのかと考えている人

休学、学生団体へのフルコミット、そしてリモート長期インターン

── 早速ですが、学生団体やインターンなど多くのことに取り組もうと思ったキッカケを教えて下さい。

松山大学受験を終えて、これから頑張ることがないのはどうなんだろうと思ったことがキッカケで大学入学後に学生団体へ入りました。

これまでずっとサッカーをしてきて、大学ではフットサルサークルで遊ぼうかなって思っていました。しかし、これまでのサッカーに注いできた熱意をどこに注ぐのかを疑問に感じたのです。

 

── 大学入学で燃え尽きてしまう人が多い中、その疑問を持てるのはすごいですね!休学も熱意を注ぐゆえの選択だったのでしょうか?

松山1年生の頃は休学する先輩を見て「休学なんてするんだ・・」って思っていましたが、休学期間をいろいろ経験されていたことを知り、休学は一つの選択肢として良いんじゃないかなと思って休学しました。

だから、その期間は自分のためになるようにしようと思っていました。

 

── 身近に休学経験者がいるのは大きいですね。これまで2社インターンを経験されていますが、 現在の株式会社ニットさんでインターンを始めたのはどのような経緯ですか?

松山今住んでいる土地柄やインターンと学業の両立で、本当に自分がやりたいことをできているのかなと思ったことからです。

以前のインターンさせていただいていた採用コンサル会社では一人ひとりの顧客に向き合うことはできましたが、企業としての成長を感じることや伸びているサービスのもとでインターンを経験することができませんでした。この点を重視すると関西の企業では選択肢も少なく、オフィスがある大阪までの通勤時間を多く割かなければならないことに不満がありました。

たまたま「オンライン就活」という機会がありまして、そこで弊社に出会ったことからリモートでインターンをさせてもらっています。

リモートインターンの選び方|なぜ株式会社ニットなのか?

── 「オンライン就活」では複数社参加されていたと思うのですが、なぜ御社のインターンに決めたのですか?期待していたことなどあれば教えて下さい。

松山なにかを期待していたというよりは、ミッションや事業内容を見て働きたい会社だなと思って始めました。

実際に僕が働いてみて良かったことですが、本業の他に仕事がある社員も多い中で自らで働き方を選んだり、会社の名前ではなく個人の名前で仕事をもらっている人と働けているのことに刺激を受けています。

株式会社ニット

MISSION

「あなたがいてよかった」をすべての人に

VISION

「未来を自分で選択できる社会をつくる」

 

── ミッション・事業内容のどのようなところが良いと思いましたか?

松山魅力的なミッションを掲げる会社は多いけれど、それをサービスや弊社での働き方で実現しているところに惹かれました。

また、僕は地方にいて理想的な仕事や働き方ができないことへ課題意識を持っていて、「HELP YOU」で働かれている人が仕事以外でもつながれる特徴を持つところに良いなと思いました。僕は学生団体時代に「自分がやったこと」ではなく、「人とのつながりがある経験」だからこそ成長できたと感じたからです。

HELP YOU|株式会社ニット

コア業務に集中できる環境を作る

HELP YOUは、様々なスキルセットを持った優秀なアシスタントチームがあなたの仕事をサポートする業務効率化のサービスです。

学生と社会人の壁|コミュニケーションスタイルと働く時間の違い

── 松山さんはこれまでどのような仕事を任されていますか?

松山現在は「HELP YOU」というサービスで働く方のマニュアル改善を担当しています。

以前は広報として取材獲得・認知拡大を目的に、弊社の魅力についてお伝えすることをしていました。また取材に取り上げられるようなイベントの開催が主な仕事でした。

 

── 社員さんとコミュニケーションで意識されていることはありますか?リモートで働かれているためうまく連携を取る必要がありそうで。

松山テキストの場合、忙しい社員へは箇条書きでわかりやすく伝えることです。世代・コミュニティによって、心地よいと感じるコミュニケーションスタイルは異なると思いますので、相手に合わせるようしています。

また、リモートワークでは相談したくなったらすぐに相談するようにしています。

 

── 実際オフィスで働いていたら些細なことでも近くの人に話しかけられますが、チャット上でも同じようにしている感じなんですね。逆に、社員さんが意識的にしてくれていると感じることはありますか?

松山今の仕事は以前の広報と異なり、多くのスタッフさんを巻き込む機会が多いのため、必要に応じた人を紹介してくれます。

また、コミュニケーションの齟齬をなくすことや今後をより良くするために相談の時間を取っていただくこともあります。

 

── フルリモートで働いていると、時間帯の都合が合わないことはありますか?

松山たくさんあります。今はイスラエルに住んでいる方とよく仕事をしていて、時差が6時間くらいあるので夜にミーティングすることが多いです。

基本的にはみなさんが働かれている9-18時に働くようにしていますが、社員さんが働かない夜の21時以降に働くことや週初めの滑り出しに向けた準備を土日にすることがあります。

 

── ほとんどを相手の都合に合わせていると、普段と仕事の切り替えが難しそうですね。

松山ちゃんと朝に起きていると、スケジュールの調整がしやすいです。ずっと働いているわけではなく、仕事に行き詰まった時は漫画を読んで休憩するなどもします。

ただ前提として成果を出すためにどういう動きが必要かを理解して、自分の状態によって柔軟に対応するという感じです。

 

── なるほど。朝や夜の時間を活用すれば、社員さんが忙しい日中は学業に時間を充てられそうですね。通勤時間もなく、働く時間が柔軟になってことで見えてきたものはありますか?

松山サボろうと思えばサボれてしまうし、自己管理が問われます。僕の仕事はその日中に終わらせなければならないタスクが明確にあることも少ないので、プロジェクトの全体期間を見つつ、いつまでにどの人を巻き込んでおかなければいけないかと考えるようにしています。仕事の進め方を自分で考えて、それが本当に合っているのかを振り返るようにもしています。

学生から見た社会人の働き方|本業を生かした副業とは

── 最近では多くの企業がリモートワークに切り替えています。貴社は新型コロナウイルスが流行する以前からリモートで働いていたのですか?

松山基本的には完全にリモートワークで働くことができますが、出社したい人が出社できるオフィスはあります。以前から場所や時間には融通が効くように働ける環境でした。

会社としても一人ひとりがやりたい生き方・働き方を大事にしているし、社員自身も弊社やそれ以外の仕事を自分で選んで働かれていると感じています。すべての仕事に熱意を持っているからこそ、充実感ある生活を送っていると感じています。

 

── 人を扱うサービスを展開していますが、本業は人材系会社で働いている人が多いのですか?

松山必ずしもそうではありません。会社は部署で分かれているので、例えば本業でマーケティングをされている方はマーケティングのコンサルティングをしています。

 

── 自分が本業で培ってきた強みを活かすことが多いんですね。勝手にデザイン・プログラミングのようなスキルばかりが副業の対象だと思っていました。松山さん以外でリモートインターンされている人はいらっしゃいますか?

松山僕を含めて3人います。東京・神戸・大分にそれぞれ1人です。

 

── 働く上でインターン生同士のつながりはありますか?

松山同じ会社のインターン生でも業務内容が全員異なるので、深く関われていません。横のつながりの代わりに、社員との縦のつながりがあります。とはいえリモートなので、実際に会うよりはつながりは薄いです。人となりや他部署の人との会話、仕事以外の関わりは自ら声をかけていかないと難しいです。

残りの大学生活|大学の価値と新卒カードへの疑問

── 残りの大学生活はどのように過ごそうとお考えですか?

松山インターンを続けつつも、就活に力を入れていこうと思っています。

ただ、新卒という言葉には思うところがありまして。

体育会・研究・遊びなど、なにかに頑張ってきた人でも大きな企業に入れるチャンスだと思いますが、インターンなどこれまでの積み重ねが白紙になってポテンシャルだけで判断される時期なのかなと感じています。

 

── 確かに仕事することに関してはインターンしてたほうがポテンシャル高そうですね。松山さんにとって、学生団体・インターンを経て感じる大学の価値って何ですか?

松山これまでの大学生活を振り返ると、大学時代のつながりって珍しいものだなって思います。一人暮らしを始める人が増えるし、同年代の人同士で関わる。さらに経済的な自立もそこに生まれるので、できることがあふれて本当の意味で「自分らしさ」を見つけられるんじゃないかなと思います。

今後社会に出て異なる価値観と衝突することもあるでしょう。ただサークルで似た価値観を持った人同士で集まった時、自分の言いたいことを言ったり経験したりできたことが「心の拠り所・軸」になることは大学の価値だと思います。

 

── 最後に、今後社会人になって挑戦したいことを教えて下さい!

松山自分の得意でないことに挑戦したいです。例えば営業とか。学生団体では自分の強みを活かすことが多かったけど、苦手を克服していかないことにはもっと上は目指せないと思っています。

 

── 本日はありがとうございました!