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最終面接の自己PRプレゼンで大失敗して落ちた話

プレゼンは得意ですか?

僕は苦手で、人に自分の考えを伝えることが下手です。

つい最近、就職活動で最終面接の際に資料を使って自己PRをする機会があったのですが、見事に失敗しました。

それからのこと、プレゼンに関する本や相手に自分の考えをうまく伝えるための本を3,4冊ほど読みました。

それらの内容を踏まえて、失敗の原因は何だったのか、それは普段の生活でどのようなことを怠っていたから生じたのかなどを考えていきます。

僕の失敗談を参考に、同じ失敗をする人が減れば最高です。

プレゼンの種類

僕はプレゼンの種類が2つあると考えています。

  • 事実を的確に伝えるためのプレゼン
  • 相手に行動してもらうためのプレゼン

前者は大学の講義のようなもので、後者は営業担当が普段していることや自己啓発セミナーのようなものです。

僕はゼミの発表のようなプレゼンの場面では前者しかやってきていませんでした。

具体的にはITについて学びをみんなの前でアウトプットし、それをもとに開発をするというものです。

そのため相手がどれだけ簡単に内容を理解できるかという点を意識していました。

このことから僕が実際に失敗した面接では、自分について事実だけ話してしまったことが敗因と考えられます。

ではどうすればよかったか?

前者の論理建てられたプレゼンに加え、感情に訴えかけるようなプレゼンをしなければなりませんでした。

言い換えると、自分を理解してもらうことに加えて、相手に「採用したい」と思ってもらうところまで持っていくことが必要でした。

小手先の技術を使いこなそうとする弊害

  • 結論から話す
  • 身振り手振り
  • 話す項目の数を提示する など

これらは就活の面接に限った話ではありませんが、端的に相手にものごとを伝えるための技術として身につけていたほうがよいです。

しかしそれ以上に「話す内容についてしっかり考えられているか」という前提がないと意味がありません。

このことをすっかり僕は忘れて、自分のことを効果的に伝えるための手段を身につけることが目的になっていたのです。

だから、下手に使いこなそうとするのではなく、プレゼンする内容(今回では自分について)をできるだけ正確に理解することが大切です。

何度もESを書いたり面接を受けていると、いつの間にか手段が目的にすり替わっていることに気がつけずお祈りメールが連続して届くようになりました。

普段から心がけていきたいこと

複数の視点をもって考える

  • 自分
  • 相手
  • 第三者 → 父親、先生、小学生、その会社と関係ない人など

自分の望む結果はなにか、相手の望む結果はなにかについて考える。

これらを一致させるにはどんな判断材料が必要になるのかなど。

仮に採用面接で強みについて聞かれた場合、自分の強みと相手が求める強みは一致しているか。一致していても相手が理解できるように効果的に伝えるにはどうすればよいか。ここまで考える必要があり、僕は効果的に伝える努力が足りていませんでした。

何も知らない第三者が聞いて、話を理解できるのかを意識した会話を心がけたいです。

要点を押さえて結論から話す

相手にちゃんと伝えたいことを理解してもらうために、たくさん喋りたくなるかもしれません。

しかし、相手が求めている以上のことを話すと結局なにを伝えたかったのかを話している自分自身がよくわからなくなります。

最小限で伝わるように内容をまとめて、余分なものは深堀りされる際の想定問答として持っておくくらいの気持ちを持つようにしたいです。

頑張った経験を話さない

話が長くなってしまう原因の一つです。

何かしら頑張ったことって結果よりも自分がどのように頑張ったかを話してしまいがち。

頑張った結果もそれに至る過程も、相手に伝えたい結論を言うための根拠付けとなるパーツにすぎないということを意識したいです。

さいごに

失敗の経験から自分なりに反省してみました。

改善に向けていろいろなことを意識していても、本当に改善できているのかって分かりづらいですよねー。

僕は誰かに話かけられる時こそ、上記の心がけたいことを意識するようにしています。

理由は結論から話すなど、良いとされる話し方をできていない人を客観的に見ることができる機会になるからです。

あなたが過去にした失敗経験はなんですか?それは今改善できていますか?

これを機に見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

参考図書