最近は、不動産や住宅のサブスクリプションが話題になってきていますね。
そんな中で一つの居住地にとらわれない「アドレスホッパー」という生き方ができました。
昔からある言葉なのかもしれないけど、テレビで取り上げられたことでそれに憧れを持つ人や実行している人は増加していることでしょう。
まさに僕はアドレスホッパーに魅力に感じている人の一人だと思います。
もともと土地的な意味で住む場所にこだわりがなくて、インターネットあればどこでも自分のしたいことができると思っていたからという理由です。
そして、今回は短期間ではあるもののアドレスホッパーっぽく生活をしてみました!
関西在住の大学生が実験的にいろいろやってみるそんな企画です。
アドレスホッパーとは
アドレスホッパーについて説明すると、長期的に1つの場所に住むのではなく、いろいろな場所を転々とする生活スタイルのことです。
Twitterで検索してみると、「ホームレス」「ノマド」「バックパッカー」などさまざまです。
ただこのアドレスホッパーというライフスタイルを浸透させようとしている会社もあるようです。
市橋正太郎 | Shotaro Ichihashi (@addhopper)さん
【必読】佐々木俊尚さんの移動生活論。そろそろ移動始めて二年になりますが、定住に戻る理由は見つかっておりません!
「もともと人類は移動生活者だったわけで、アフリカ大陸を出てから世界をグルっと旅してきた民族の末裔が我々です。だから、アドレスホッパーはむしろ本能に近いんじゃないかな。」 https://t.co/JS32Ykt94w
— 市橋正太郎 | Shotaro Ichihashi (@addhopper) October 1, 2019
明確な言葉の定義はないのですが、僕の中では生活拠点が複数あり、その拠点を行き来するようなものを想像しています。
今回の計画
僕は京都で一人暮らしをしている大学生です。
経済的な余裕があまりなかったので、今回は短い期間で試験的にアドレスホッパーを体験して見ました。
期間:11日間(10/18~10/29)
費用:1泊2000円程度
場所:大阪、京都など
実際にやってみた
日程:10/18-19, 10/22-23, 10/27-28, 左記以外は京都(自宅)
場所:心斎橋、京都
宿泊費:6200円(2000+1400+1800)
意外に宿泊してないっていうのが率直な感想ですねw
11日間の後半は、京都と大阪で用事があったのでなんだかんだ自宅に帰っていたからだと思います。
ゲストハウスをメインとする旅行のスタイルには慣れているので、特に不自由を感じることはありませんでした。
メリット
- だらだらせず、メリハリをつけられた
- 知らない土地でリフレッシュできる
- 外国人との交流が増える
- 京都に比べて大阪のほうが個人的に楽しいことが多い
1つ目。メリハリのある行動ができました。
僕は自宅にいるとだらだらとした生活をしてしまい、最終的にはやることを最後までやらず寝落ちすることが多いです。
しかし、それをうまくチェックアウトの時間や寝室意外の空間があることによって、だらだら防ぎ自分にムチを打つことができました。
2つ目。知らない土地を散策することが好きなので、すごく楽しかったです。
住んでいるからいつか行こうと考えている店や場所ってありませんか?
住む場所を転々としていることにより今しか行く機会がないので、思い立ったらすぐ行動をしていました。
これが僕にとってはリフレッシュに繋がりました。
3つ目。ゲストハウス暮らしだったので外国人が多く、知り合いが増えました。
この人脈をうまく使えるようになるとおもしろいかもしれませんね!
4つ目。個人的に大阪は楽しいことが多かった。
週末に興味あるイベントに複数参加したいときはやはり大阪で滞在しているほうが終電などの制約を考えることなしに楽しめました。
それに、土地柄の比較ができて、いいとこ取りも可能です。
このように自分のしたいことを主軸に土地を比較し、最適環境へアドレスホッパーすることは1つのメリットだと言えます。
デメリット
- 移動時間が増加する
- 一時的に必要なものを持ち歩けなくなる
- 知らない土地での選択する手間がかかる
1つ目は移動時間が増えることです。
下宿をしていて大学まで徒歩10分なので、移動を苦に感じることはありませんでした。
毎回目的地へ行くまでに1時間くらいかかるのは辛かったです。
ただ移動時間だからこそできることをなるべくするようにしていたので、スキマ時間というものを積極的に活用できました。もはや1時間はスキマではない気がするけれど。
例えば、英語のリスニングをしたり、本を読んだり、妄想してみたりと優先度が低くなりがちなものへうまく時間配分できれば、このデメリットは克服できそうです。
2つ目は荷物の制限です。
大学3年で就活をしているとスーツを着る機会が度々あります。
だから、革靴やスーツを持ち運ぶのはかなり面倒でした。
最終的には持ち歩くのが面倒なので、スーツで生活してましたけどねw
3つ目はなにも知らない土地なのでどこへ行くにしても、ググる必要がありました。
おいしいラーメン屋はどこにあるのか、周辺で有名な店はなにかなど気になってしまうので、こだわりがあると意思決定までに時間がかかる印象です。
ゲストハウスに寝泊まりしていたので、人におすすめを聞くことでサクッと行動するようにしていました。
感想
移動のせいか常に時間に追われている感じはありましたが、家でなにもせず時間を消費するくらいならこんな生活も面白いですね。
デメリットはうまく克服できますし!ただそれが本当に自分にとって良いことなのかはよく考える必要がありそうです。
個人的な気づきは、用事があって行ったり来たりしているのはあまり好きではないこと。
だから、毎日大学に実家から1時間半とかかけて通学している人はすごい忍耐力があるな〜と尊敬します。
しかし、行き来の頻度が1日ごとではなく1週間ごとになるともっと結果は変わってくるかもしれません。
これらのことから、もしかしたら僕は転勤族のような働き方がマッチしているのではないかなーと思います。
以上、アドレスホッパー企画でした!