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メリットが多いと言われる長期インターンの実情。ノリで始めた僕の経験談

短期インターンに比べると、長期インターンって有意義そうだけどいまいちメリットがわからない。また、メリットがありそうでも、その会社に直接内定をもらえるとかでなければ、あまりやる気が起きない人も多いのではないでしょうか?

また、メリットがありそうでも、その会社に直接内定をもらえるとかでなければ、あまりやる気が起きない人も多いのではないでしょうか?

もちろんメリットはたくさんあるのですが、いろいろと前提が抜けているように感じました。

そこで、7ヶ月間インターン生として企業にお世話になった僕が、長期インターンに取り組むための事前に知っておいてほしいことについて紹介します。

長期インターンとは

一般的に3ヶ月以上の勤務をすることが条件とされているところが多いでしょう。

今回の記事での長期インターンは、主に就活を意識した学生というよりは、なにかスキルを身に着けたい大学1,2年生向けに書いていきます。

そのため、有名企業の長期インターンではなく、社員の少ないベンチャー企業での話になるかと思います。

長期インターンを経験して思ったこと

「長期インターンは良かった」という意見ばかりが目につきます。

それには、宣伝が含まれているため、実際に思っていることは検閲されて書けていないことが多いと思うのは、僕が卑屈過ぎるでしょうか。

僕が経験して、気に留めておいたほうがいいなと思ったことをここで上げていきます。

地理的な格差がありすぎる

僕は関西に住んでいるので、関東の長期インターン事情については詳しくは知りません。

しかし、インターン先を紹介しているサイトを閲覧していると、明らかに関西の方が長期インターンを実施している企業が少ないのは事実です。

自分がやりたいと思っていても、地理的理由によって機会を失うことがあります。

企業にとって、タダの安い労働力になりうる

多くの長期インターンでは給料が支払われていますが、所詮はアルバイトと契約は変わりません。本来正社員がやっている業務を学生の時給1000円という労働力でまかなう構造なので、単純な安い労働力になって欲しくないのです。

目的があったほうがいい

僕自身は、スキルを得るために長期インターンに参加しましたが、なんとなく危機感があるから参加しようと考えている人も少なくないと思います。

長期インターンは、アルバイトに比べると裁量を貰える可能性が高く、学生自らその企業で事業を立ち上げることもあるので、成長できる環境はあると思います。

しかし、上の項目でも書いたように、単純な安い労働力になるだけなら、もっと楽に稼げるアルバイトをしたほうがいいですよね。

インターンを始めるきっかけは漠然とした危機感でもいいと思いますが、インターンに参加して得たいもの、目標などを明確にしてあるほうが、長期インターンの環境を活かすことができるので、その点は注意が必要です。

結局、何が得られたの?

スキル

・社会人スキル

めちゃめちゃ漠然としていますが、僕個人としてはインプットをしてそれを実行に移すことが社会人スキルとして認識しています。

・業種に準じたスキル

また、プログラミングなどである程度のレベルのスキルを持っているなら、エンジニアのインターンもあり、実務を経験できて実際に就活をする時のミスマッチを減らせる可能性が高まります。

営業であれば、営業に必要となってくるスキルが身につくだろうし、マーケティングであればなにかを企画する力がつくでしょう。

・即レス

連絡が早く返ってくることであらゆることが滞りなく進みます。

マインド

・質問にちゃんと答える

なにか質問されたときに、必ずしもYES・NOで答えられるものばかりではありません。

そのため、相手の求める答えをしっかりと提示することが重要だと僕は思いました。

個人的な課題点だと認識しており、意外にできていない人が多い気がします。

・マネジメント

チームとしてのマネジメントや個人のセルフマネジメント能力が身につきます。

・周りの意識が高いので、自然に意識が高くなる

機会

・学生であっても挑戦する機会を提供してもらえる

起業のようなハイリスクと感じるものを目指さなくても、事業単位で活躍できるかもしれません。

長期インターンに参加している人の分類

僕が参加した長期インターンには、最初から成果を出す人、特に成果を出さずに辞める人、年功序列的に地位を得る人がいました。

もちろん、長期インターンに参加するなら、最初から成果を残すほうがいいに決まってます。

僕はその組織で輝かしい功績を残したわけではなく、マイナスの状態にいた自分を少しだけプラスに持っていくことができた程度だったと思っています。

これが企業にとってプラスではないかもしれないけど、僕にとっては怠惰な大学生活を大いに前進させられました。

では、どのような意識をもって長期インターンに取り組むと、輝かしい功績を残せるのか僕が見てきた人の特徴を紹介します。

最初から成果を残す人

  1. 長期インターンに参加する前から、活動的になにかに取り組んでいた。
  2. 休学していて時間がある、大学に全然行っていないためフルコミットできる。
  3. 帰属意識が高い人。
  4. 人柄・人付き合いがうまい(自分の魅せ方がうまいので、できる人に見える。巻き込む力がすごい。)
  5. 行動力がある。

最後まで成果を残せない人

  1. 目的・目標を持たずに取り組んでいる。
  2. 会社のリソースを存分に使おうとしない。
  3. 自分で仕事を見つけない。
  4. 量をこなすことができないことに加え、質が高いわけでもない。

年功序列的に地位を得る人

  1. 大学1,2年のうちから長期インターンに参加している

インターン生の入れ替わりは、結構頻繁に起こるので続けていると自然にある程度の地位につくことができます。

まとめ

あくまでも1社しか体験していない僕の意見なので、すべての企業に当てはまるわけではないことを理解した上で参考にしてください。

慎重派の僕は、良いところも悪いところも知って初めて行動するので、とりかかりは遅いです。

しかし、そんな僕にとって無知の状態でもなにかに飛び込んでみることが重要だと感じたインターンでした。